ファイルと保存先
どんなファイルを編集できますか
拡張子が .md、.markdown、.txt のテキストファイルを編集できます。文字コードは UTF-8 のほか、Shift_JIS のファイルも開けます。保存は常に UTF-8(BOM なし)で行うため、Shift_JIS の原稿を開いて保存すると UTF-8 に変わります。
起動してからファイルの一覧が出るまで時間がかかります
初めて起動したときに起こりやすい現象です。この一覧は iOS が用意している書類ブラウザで、iCloud Drive や Dropbox、OneDrive などに問い合わせて内容を組み立てます。サインインしているサービスが多いほど、また通信が遅いほど待ち時間は延びます。Stilo が文書を読み込んでいるわけではないので、文書の数や大きさは関係ありません。二回目以降の起動は速くなります。
文書はどこに保存されますか
Stilo は独自の保管庫を持ちません。「ファイル」アプリで見えている場所、たとえば「このiPhone内」「iCloud Drive」、あるいは Dropbox や OneDrive などのクラウドサービスに、そのまま .md ファイルとして保存されます。他のアプリからも同じファイルを開けます。
ファイル名を変えたい
編集画面のナビゲーションバー中央に出ているファイル名をタップしてください。名前を変える画面が開きます。書類ブラウザで書類を長押しし、「名称変更」を選んでも変えられます。新規作成した書類は「無題.md」という名前で作られます。
保存先が「その他の場所」と表示されます
iCloud Drive と「このiPhone内」以外のクラウドサービスでは、iOS がアプリにサービス名を教えないため「その他の場所」と表示されます。読み書きは問題なく行えます。
注意: 会社の OneDrive で編集内容が消えてしまいます
組織アカウントの OneDrive で、管理者のポリシーによって読み出し専用になっている場合に起こります。iOS はアプリに対して読み出し専用であることも保存の失敗も通知しないため、Stilo 側では検出できません。お手数ですが、ファイルを iCloud Drive か「このiPhone内」にコピーしてから編集してください。
他の端末で編集した内容が反映されません
iCloud Drive 上のファイルは、両方の端末がネットワークに接続していれば自動的に同期されます。同じファイルを同時に編集して内容が分かれた場合は、ファイルを開いたときに「競合の解決」画面が出ます。残したい版を選んでください。選ばなかった版は削除されます。
Stilo Pro
購入したのに Pro の機能が使えません
設定を開き、いちばん下の「購入を復元」を押してください。購入時と同じ Apple アカウントでサインインしている必要があります。一度の購入で、同じ Apple アカウントのすべての iPhone と iPad でご利用いただけます。
Stilo Pro は買い切りですか、サブスクリプションですか
アプリ本体は無料です。Stilo Pro は App 内課金の買い切りで、月額や年額の課金はありません。Stilo Pro の価格は 1,200 円(日本の App Store)で、お住まいの国によって異なります。別売りの「リポジトリ連携」も買い切りで、700 円(日本の App Store)です。Stilo Pro とは独立していて、どちらか一方だけでも購入できます。
無料のままでどこまで使えますか
Markdown の編集、プレビュー、検索と置換、ファイルの読み書き、文字数と語数のカウント、HTML の書き出しは無料でお使いいただけます。ルビ記法の入力ボタンも無料です。Pro で増えるのは、縦書きプレビュー、ルビ記法の変換表示、ページ換算と目標、PDF の書き出し、テーマとフォントの取り込みです。
Stilo にパスコードや Face ID のロックはありますか
Stilo 側の機能としては用意していません。iOS の標準機能で同じことができるためです。ホーム画面で Stilo のアイコンを長押しし、「Face ID を必要にする」(機種により「Touch ID を必要にする」)を選んでください。以後、アプリを開くたびに認証を求められます。
日本語と組版
ルビが振り仮名として表示されません
次の 3 点をご確認ください。Stilo Pro が有効であること、設定の「東アジア組版」で「ルビ記法を変換」がオンであること、そしてプレビュー画面を見ていることです。編集画面では記法のまま表示されます。記法は |北海道《ほっかいどう》 のように書きます。漢字が続く場合は 彗星《すいせい》 のように | を省略できます。
縦書きで表やコードブロックが横書きのままです
仕様です。表とコードブロックと画像は、縦書きにすると桁が崩れて読めなくなるため、その部分だけ横書きのまま配置しています。
半角の数字が横に倒れます
縦書きでは半角文字は横に倒れます。2 桁の数字だけは正立させる「縦中横」を用意しました。設定の「東アジア組版」で切り替えられます。3 桁以上の数字や英単語は倒れたままになります。全角数字(12)を使うと、どの桁数でも正立します。
ページ換算の単位を変えたい
設定の「東アジア組版」→「ページ換算の単位」で、原稿用紙 400 字・200 字、台湾の稿紙 600 字、韓国の원고지 200 字、欧文 250 語のプリセットから選べます。「カスタム」で 1 行の字数と 1 ページの行数を自由に指定することもできます。
フォント
取り込めるフォントの形式と本数
.ttf、.otf、.ttc の 3 形式で、5 本までです。.woff と .woff2 は Web 専用の形式で iOS が扱えないため取り込めません。
「縦書き非対応」と表示されるフォントがあります
そのフォントに縦書き用の字形が入っていないという意味です。縦書きで使うと句読点や括弧の向きが崩れます。横書きでは問題なく使えます。
フォントのライセンスについて
取り込んだフォントは、PDF に書き出すと PDF に埋め込まれます。埋め込みが許可されているかどうかを含め、フォントのライセンスはご自身でご確認ください。Stilo はフォントを配布しません。
書き出し
PDF の用紙サイズと向きを変えたい
用紙サイズは設定の「書き出し」→「用紙サイズ」で、A4・レター(8.5 × 11 インチ)・リーガル(8.5 × 14 インチ)から選べます。初期値はお使いの地域から決まり、北米などではレターになります。
向きは本文の書字方向に従います。縦書きプレビューがオンのときは選んだ用紙を横向きにして、オフのときは縦向きで書き出します。プレビュー画面の「横書き / 縦書き」で切り替えてから書き出してください。
書き出した HTML でフォントが違います
単体の HTML ファイルからは、端末内に取り込んだフォントのファイルを参照できません。フォント名の指定だけが残るため、受け取った側の環境に同じフォントがあれば適用され、なければ標準のフォントで表示されます。
お問い合わせ
admin@stilo.osprey74.com までご連絡ください。不具合のご報告では、次の情報を添えていただけると調査が早く進みます。
- お使いの機種と iOS のバージョン
- Stilo のバージョン(設定画面のいちばん下に表示されます)
- どの操作をしたときに起きたか
- 文書の保存先(このiPhone内 / iCloud Drive / その他)